教職員のメンタルヘルス対策について

 近年、経済環境が大きく変化し、一般的な社会の状況として仕事においてその量の増加、質の困難化の傾向があり、さらに、啓発活動等によって社会において精神疾患に対する理解が進み、概念が多様化していることなどから、職場におけるメンタルヘルス対策が社会的な課題となっています。
 学校現場においても、精神疾患により病気休職を発令された教職員の人数は増加傾向にあり、教職員のメンタルヘルス対策は喫緊の課題です。学校教育は、教職員と児童生徒との人格的な触れ合いを通じて行われるものであることから教職員が心身ともに健康を維持して教育に携わることができるようにすることがきわめて重要です。また、児童生徒に対する影響だけではなく、教職員自身にとっても、意欲的に職務に取り組み、やりがいを持って教育活動を行うことが重要です。
 こうした状況を踏まえ、文部科学省では、教員のメンタルヘルス対策に取り組んでいます。

教職員のメンタルヘルス対策会議

開催状況(平成24年1月~平成25年1月)

   会議概要(計9回)


報告書等

   教職員のメンタルヘルス対策検討会議の最終まとめについて

教員のメンタルヘルス対策に関する調査研究事業

  文部科学省では、教員の精神疾患による病気休職者が増加していることを踏まえ、令和5年度より、メンタルヘルス対策に関する調査研究を実施しています。 本調査研究では、各教育委員会において、専門家等と協力しながら、病気休職の原因分析や、メンタルヘルス対策及び労働安全衛生体制の活用等に関するモデル事業を実施し、事例の創出や効果的な取組の研究を行っております。

 

■令和5年度予算事業

事業概要(PDF:352KB) PDF

◎採択自治体における事業報告書

・沖縄県教育委員会(PDF:2MB)PDF
・千葉市教育委員会(PDF:2MB)PDF
・神戸市教育委員会(PDF:3MB)PDF
・宮城県白石市教育委員会(PDF:7MB)PDF
・大阪府枚方市教育委員会(PDF:3MB)PDF

 

■令和6年度予算事業

事業概要(PDF:319KB)PDF

お問合せ先

初等中等教育局初等中等教育企画課教育公務員係

電話番号:03-5253-4111(内線2588)
 

(初等中等教育局初等中等教育企画課)